忌野清志郎&NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNS(2003~)
2003年の8月の日比谷野外音楽堂公演より本格的に始まった清志郎のソロ活動を支えるバンド。
ただし、標記の名称となったのは、同年11月から始まったツアー以降。
メンバーはそれぞれがステージ上で見せ場を持つ実力派ぞろい、多くは清志郎との関わりも深い。
華やかなホーン隊、キーボードを備えた編成は、清志郎の楽曲の魅力を存分に表現する。
メンバー
忌野清志郎(vo)/三宅伸治(g)/中村きたろう(b)
厚見玲衣(key)/宮川剛(ds)/梅津和時(a.sax)
片山広明(t.sax)/渡辺隆雄(tr)
黒ゆず(忌野清志郎with三宅伸治)(2007)
ゆずのアンチテーゼとして結成され、長い間地下で活動を続けてきたが、ゆずデビュー10周年記念感謝祭”ゆずのね”~名前の由来は聞 かないで~横浜アリーナ公演にて、初めて皆の前に現れた。
ブラックなMCで、ゆずの曲を全く違うアレンジで歌うのが特徴。
メンバー
北河原無仁(vo.g)
岩沢突貫工事(vo.g)
生臭坊主(忌野清志郎with宮川剛)
よりによって、お寺でのライブに登場。檀家の未亡人の心を掴むために精進している。
メンバー
沢庵白和尚たくわんぱくおしょう(vo,g)
丸米燻まるこめくん(ds,per)
パナウェーブズ(忌野清志郎with宮川剛)
当時ワイドショーでいちばんの脚光を浴びていた団体のポリシーそのままの白い衣服に身を包んだユニット。
ワイドショー好き。『怖いよスカラー波』という持ち歌がある。
メンバー
千野ちゃん(vo,g)
八木ちゃん(ds,per)
クラゲーズ(忌野清志郎with宮川剛)
日本海沖に発生した夫婦クラゲであるらしい。
動きばかりでなく、繰り出す音も揺れてビブラートがかかっており、いかにもクラゲである。
メンバー
越前屋巨大えちぜんやきょだい(vo,g)
越前屋魚潰えちぜんやうおつぶし(ds,per)
セムシーズ(忌野清志郎with宮川剛)
ユニット名の由来は見てのとおり。
ハリセンでのどつき漫才(?)と、その後正体を明かすのがお約束。
メンバー
後姿丸尾うしろすがたまるお(vo,g)
背中突起せなかでっぱり(ds,per)
サッカーボーイズ(忌野清志郎with宮川剛)
サッカーブームのさなかに登場。
ワールドカップに盛り上がる世間に同調しているのか、はたまた皮肉っているのかは不明。
キミヒトリー(忌野清志郎with三宅伸治)
某男性歌唱コンビにインスパイアされたと思しきユニット。
「ツィミストリーキミヒトリーです、ヨロシクどーぞ」と、ステージ上でしつこく挨拶を繰り返す。
アルカイダーズ(忌野清志郎with三宅伸治)
アフガンからやって来た物騒な二人組。
メンバー
長間敏おさまびん(vo,g)
神田春かんだはる(vo,g)
ミツキヨ(2002)
『い・け・な・いルージュマジック』の清志郎に大いに刺激を受けたという“ミッチー”及川光博とのユニット。
ミッチー的清志郎と、清志郎的ミッチーが寄り添うさまはあやしく、きらびやかであった。
メンバー
忌野清志郎、及川光博
イマワノ・アキコ(2002)
2002年FUJI ROCK FESTIVALに登場、互いの名曲を共に演奏した。
好天の大自然の中というすばらしいロケーションとあいまって、これ以上ない贅沢な音楽空間を演出した。
メンバー
忌野清志郎(vo,g)、矢野顕子(vo,p)
忌野・泉谷・スパイスマーケット(2002)
清志郎と泉谷しげるを中心とする、ギター3人にツインドラムという大所帯バンド。
メンバーおのおのが個性を発揮、またさまざまな楽器をこなす。
ライブで披露する曲もバラエティに富んでいた。
メンバー
忌野清志郎(vo,g,key)/泉谷しげる(vo,g)/三宅伸治(g)
Leyona(vo,per)/KANAME(b)/阿部耕作(ds)
宮川剛(ds)/GENTA(per,ds)
LOVE JETS(2002~)
2002年のフジロックフェスティバルにて清志郎が出会った宇宙人バンド。
清志郎は楽曲の提供、ツアーのプロデュースなどを手がける。
いでたち、ステージパフォーマンスなど、地球人の目から見ると独特であるが、聴いても見ても楽しい、ポップなロックバンド。
メンバー
PURAHA(vo,g)
PYE-RON(b)
PRINCIPAL(ds)
ラフィータフィー(2000~2001)
そもそもは映画のサントラとなるはずであった楽曲群が、ソロ・アルバム『ラフィータフィー』となったのがはじまり。
その後加わったメンバーと“ラフィータフィー”の結成となる。
全国のライブハウスをマイクロバスで回る“マジカデ・ミル・スター・ツアー”を敢行、その様子は映画『不確かなメロディ』に収められている。
メンバー
忌野清志郎(vo)/藤井裕(b)/上原ユカリ(ds)
ジョニー・フィンガーズ(g)/武田真治(t.sax)
忌野清志郎Little Screaming Revue(1996~1999)
Screaming Revueを縮小、通常のバンド形式に。
ヘビーなリズムにスピーディーなギターという、ハードなロックバンド。
イベントにも積極的に参加、“ラブ・ジャム’98”を主催するほか、'98のフジロックフェスティバルなどでパワフルな印象を残す。
メンバー
忌野清志郎(vo)/三宅伸治(g)/藤井裕(b)
厚見玲衣(key)/富岡“GRICO”義広(ds)
Kiyoshiro meets de-ga-show(1997)
片山広明率いるジャズバンド、de-ga-showと清志郎のコラボレート。
違う畑でもいっそう自由な清志郎は、フルートとサックスまで披露している。
同年のアルバム発売後はツアーも行なった。
メンバー
忌野清志郎(vo)/片山広明(t.sax)/林栄一(a.saxs)
古澤良治郎(ds)/上村勝正(b)/酒井泰三(g)/松川純一郎(g)
ネッカチーフ(1995)
神戸地震で被災した外国人と障害者救援のために結成されたチャリティ・バンド。
メンバー
忌野清志郎/春日博文/柳原陽一郎
ザ・マグニチュード(1995)
神戸地震を機に生まれたリズム隊のみのバンド。
メンバー
忌野清志郎(vo,g)/泉谷しげる(vo,g)
ザ・アフロヘアーズ(1995)
メンバー全員がアフロヘアーというバンド。25周年の目玉になるかと思われたが…。
メンバー
忌野清志郎(vo,g)/三宅伸治(vo,g)
ジーサンズ with 長男のヨメ(1994)
忌野のプロデュースによる年越しイヴェントに現れたジーサンたちの集まり。こたつを囲んでギターをかき鳴らした。
メンバー
忌野清志郎(vo,g)/泉谷しげる(vo,g)/金子マリ(vo)
忌野清志郎&仲井戸麗市(1994)
真夏のイヴェント『GLAD ALL OVER』のために結集したスペシャル・ワン・ナイト・バンド。
メンバー
忌野清志郎(vo)/仲井戸麗市(g)/早川岳晴(b)/湊雅史(ds)
KYON(key)/梅津和時(a.sax)/片山広明(t.sax)
ミキ(cho)/マチコ(cho)
Screaming Revue(1994~1995)
デビュー25周年を見越して始まった清志郎のソロ・プロジェクト。
ストリングス、コーラスまでをも含んだ大所帯バンドを率いる。
メンバー
(リリースビデオ『Screaming Revue収録当時』)
■Screaming Revue:
忌野清志郎(vo)/三宅伸治(g)/川上剛(b)
杉山章二丸(ds)/白井幹夫(p)/ホアチョ(per)
■スクリーミングシンガーズ:
マチコ、ミキ、久保田洋司
■スクリーミングストリングカルテット:
太田恵資(vl)/原えつこ(vl)/福森隆(vla)/早川岳晴(cello)
忌野清志郎 IN PERSON(1994)
広島NTTクレド・ホールこけら落としのために集まったスペシャル・プロジェクト。
メンバー
忌野清志郎/村上秀一/吉田健/小倉博和
セクシー佐山/村田陽一/山本拓夫/竹野昌邦
荒木敏男
サーフ・ボーイズ(1994)
謎の南方系デュオ。
メンバー
忌野清志郎(vo,g)/三宅伸治(vo,g)
トンダズ(1993)
CM用に曲を練習したバンド。ただし、レコーディング自体が途中で頓挫してしまった。
メンバー
忌野清志郎/小山哲/中曽根章友
スーパーバンド(1993~)
クラブ・チッタや普賢岳に現れる質と量で勝負のバンド。
メンバー
忌野清志郎/井上陽水/泉谷しげる/吉田拓郎/大友康平/浜田省吾/小田和正/伊勢正三/南こうせつ
さだまさし/村上秀一/吉田健/小倉博和/加奈崎芳太郎/小林和生
忌野清志郎+Booker T&MG'S+Memphis Horns+Jim Horn(1993)
メンフィス・ソウルの大御所たちと共演した、もう、ほんとに夢みたいなバンド。MG'Sはこれを機に再び演奏活動が頻繁に。
メンバー
忌野清志郎(vo)/ブッカー・T・ジョーンズ(Hammond)/スティーヴ・クロッパー(g)/ジム・ホーン(sax)
ドナルド・ダン(b)/アントン・フィグ(ds)/ウェイン・ジャクスン(tp)/アンドリュー・ラヴ(sax)
ハバロフスク&マフィア(1993)
井上陽水と持ち歌を交換して歌うというイヴェント用プロジェクト。地方のみの発売。
メンバー
忌野清志郎/井上陽水/高中正義/細野晴臣/チト河内/マサ
Wキヨシ(1992)
名前が同じだということで結成され、イラストレーターのアサミカヨコが加わると結婚式専用の漫才トリオ≪かしまし息子≫にもなってしまうヘンなバンド。
メンバー
栗原清志(vo,g)/山本潔(vo,g)
忌野清志郎&2・3'S(1991~1993)
当初はイベントへの出演のために、当時ローディーだった中曽根を中心に若いメンバーを集めて結成されたバンド。
曲の雰囲気なども明るく、ライブでもこれまでにないようなコミカルな演出を取り入れていた。
メンバー
忌野清志郎(vo)/山川のりを(g)/中曽根章友(b)/大島賢治(ds)/リクオ(key)
ののプロ(1992~)
ふたりとも名字に≪野≫がつくソング・ライティング・プロジェクト。
メンバー
忌野清志郎/高野寛
ズズキヨ(1991)
≪麗蘭≫に対抗してストリート・スライダーズのドラマーと結成したらどうか…と忌野が頭の中だけで考えたバンド。
メンバー
忌野清志郎 ・・・・・
トーサンズ(1991)
「パパの歌」用に結成されたレコーディング・プロジェクト。HISから2・3'Sへ至るミッシング・リンクというかなんというか。
メンバー
忌野清志郎(vo,g)/浜口茂外他(per)
HIS/SMI(1990~1991)
「SMI」というグループでレコード会社のイベントに出演、そこでの清志郎と坂本冬美の組み合わせが好評だったことより、細野晴臣をプロデューサーに迎えてアルバムを作ることになったのがはじまり。
演歌の歌唱法そのままの坂本冬美の歌声が、不思議に清志郎と相性ぴったり。
メンバー
■SMI:
忌野清志郎(vo,g)/坂本冬美(vo)/小林和生(b)/三宅伸治(g)
ケニー・モズレー(per)
■HIS:
忌野清志郎(vo,g)/坂本冬美(vo)/細野晴臣(b)
カゾクズ(1990)
「タッペイくん」ほか3曲入りのシングルを自主製作した父子プロジェクト。
メンバー
栗原清志とそのご子息
CHIN DON隊(1990)
「I LIKE YOU」のプロモーションのために結成された大騒ぎバンド。
メンバー
忌野清志郎/東芝EMI宣伝部
ヘンナズ(1989)
ヤング・ブルーのリーダー・バンドに参加。忌野のパートはドラム。
メンバー
ヤング・ブルー/忌野清志郎/中曽根章友
クソクソ(1989)
バンドブームでもてはやされていたクスクスに対抗して結成されたバンド。実態は不明。
メンバー
忌野清志郎 ・・・・・?
THE TIMERS(1989~1995)
清志郎との関わりが不透明な社会派バンド。このバンドを率いるZERRYなる人物が清志郎と目されており、持ち歌である『あこがれの北朝鮮』などは清志郎もしばしばステージ上で演奏している。
ゲリラ的な活動ぶりと、刺激的な楽曲が特徴。
メンバー
ZERRY(vo,g)/TOPPI(g)/BOBBY(b)/PAH(ds)
忌野清志郎&レザー・シャープス(1987)
プロックヘッズからマッドネスまでイギリスの裏通りを集大成したバンド。レコーディングにはイアン・デューリー、ノーマン・ワットロイ、トッパーヒードンも参加。
メンバー
忌野清志郎(vo)/ジョニー・ターンブル(g)/チャーリー・チャールズ(ds)/デヴィット・ペイン(sax)/マーク・ベッドフォード(b)/ミッキー・ギャラガー(key)/ジェフ・ミラー(tp)
KJLCまたはザ・カフーツ(1986)
東芝EMIに集まったレーベル・メイトバンド。学園祭を中心に本格派ライブ・バンドとして鳴らした。「COVERS」の原点。
メンバー
忌野清志郎(vo)/ジョニー吉長(ds)/CHAR(g)
ルイズ・ルイス加部(b)
ローリング・ミストーンズ・レビュー(1985)
忌野清志郎がプロデュースしたイヴェントのために一時的に結成された特殊なバンド。
メンバー
忌野清志郎(vo,g)/泉谷しげる(vo,g)/石田長生(g)/早川岳晴(b)/菊池隆(ds)
DANGER(1982~)
ジャズバンドとの思いきった共演。'82年時点では「どくとる梅津バンド+忌野清志郎」を名乗っていたが、当時リリースしたアルバム名『DANGER』がのちにバンド名となる。
’85年のミニアルバム発表後活動が途絶えるが、’94年に一日再結成、また’03、’04年にも、ジャズの殿堂新宿PIT INNにてライブを行った。
メンバー
忌野清志郎(vo)/梅津和時(a.sax)/片山広明(t.sax)/早川岳晴(b)
菊池隆(ds)/DANGER+厚見玲衣
ハニカムズ(1982)
「いけないルージュマジック」をテレビで演奏するために一時的に編成されたプロジェクト。
メンバー
忌野清志郎(vo,g)/坂本龍一(key)/仲井戸麗市(g)/どんべえ(b)/鈴木さえ子(ds)
ヘンタイよいこバンド(1982)
糸井重里が音頭を取った≪ヘンタイよいこ白昼堂々秘密の大集会≫のために一時的に編成されたスペシャル・プロジェクト。
メンバー
忌野清志郎(vo,g)/仲井戸麗市(g)/坂本龍一(vo,key)/矢野顕子(vo,key)/どんべ(b)/鈴木さえ子(ds)
ガラム(1982)
大人っぽいムードを強調したお座敷バンド。マンドリンとウクレレが主体。
メンバー
山田三郎(vo,g)/春日博文(g)
栗原くんと加藤くん(1978)
急速にエレキ化していったRCに対抗して始めたアコースティック・デュオ。のぼり調子にあったRCの前座を務めるも2ヶ月で解散。
メンバー
栗原清志(vo.g)/加藤秀明(vo,g)
栗原清志とオールスターズ(1977~1978)
初のソロ・プロジェクト。梅津和時が参加し、ヴォーカルが山本しんごと交代した場合は≪アベズ≫と名を変える。
メンバー
栗原清志(vo,g)/阿部昇(g)/新井田耕造(d)/小川ひろし(b)/柴田義也(p)/+山本しんご(vo)/梅津和時(sax)
RCサクセション(1968~)
'68年、フォークバンドとして結成される。
メンバーの入れ替わり、スタイルの変化を経て、'80年代の初めにはロックバンドとして確立。
'91年の無期限活動休止まで、唯一無比のライブバンドとして活躍、多くのファンやフォロワーを生む。
メンバー
'68~'77
忌野清志郎(vo)/林小和生(b)/破廉ケンチ(g)
'77~'79
忌野清志郎(vo)/林小和生(b)/仲井戸麗市(g)/新井田耕造(ds)/小川銀次(g)
'80~'89
忌野清志郎(vo)/小林和生(b)/仲井戸麗市(g)/新井田耕造(ds)/Gee2wo(key)
'89~'90
忌野清志郎(vo)/小林和生(b)/仲井戸麗市(g)/春日博文(ds)/厚見玲衣(key)
リメインダーズ・オブ・ザ・クローバー(1968)
日野高校が生んだ新ユニットはクローバーよりもフォーク色が強かった…らしい。
メンバー
栗原清志(vo)/小林和生(b)/武田清一(g)
ザ・クローバー(1966~1967)
コピー・バンドを卒業して、ついに結成されたオリジナルバンド。卒業式の謝恩会で堂々デビュー。
メンバー
栗原清志(vo)/小林和生(g)/桶田賢一(g)
ノー・ネームズ(~1966)
いくら忌野清志郎でも習作時代はあるはずだ。 というわけで、まずはベンチャーズのコピー・バンド。
メンバー
栗原清志(g)/小林和生(g)/桶田賢一(g)/田中利和(g)